セッションとコンベンション
DDOにおける固定PTは固定メンバーでのセッションだが、野良PTは言わばコンベンションである。
PT参加の方法は二つ。誘われる表示を出すか(LFG)、誘い待ちをしているPTに参加する(LFM)のいずれかである。
LFG:参加希望、はMMOでは一般的だが、LFM:メンバー募集は珍しい機能であるように思える。どの職が何人、と説明を添えて通知することができるのでLFG待ちを解消することができる。参加者にしても手軽にLFMの参加ボタンを押すことで、情報をリーダーに送って採用通知を待つことができる。
構成云々を気にする人も手早くメンバーを集めたい人にも有効な素晴らしいシステムだと思っている。が、ここでTRPG起源であるこのゲームのあってはならない点が浮かんでくる。
誘う側にも誘われる側にも最初にコミュニケーションがないのである。たしかに、このLvまで上がれば最低限の事はできるだろう、という予想はあるが期待を満たしてくれる相手は全員の1割にも満たないのではないか。
回復しかできないクレリック、自分しか回復しないクレリック、攻撃魔法しか使えないウィザード、ローグの注意を無視して罠へ特攻する前衛、自分から罠にハマりに行くローグ、基本操作、知識すら公式から見ることもなく文句を言うPC・・・・等々
コンベンションの悪い卓に入ってしまった、と諦めるのがかくあるべき姿なんだろうが・・・。
少なくともこれだけは言えることがある。TRPGをやっていた仲間たちを誘いストームリーチへ行け。そして、再びセッションをはじめよう。